2022年度:外来植物モニタリング調査マニュアルを作成し、モニタリング講習会を開催

奄美・沖縄の世界自然遺産登録後の重要な課題となっている、生物多様性モニタリングを住民参加により推進する体制構築の一助とするため、奄美大島で外来植物のモニタリング調査を行う場合の具体的な方法を提案するマニュアルを作成し、発行しました。

2022年10月23日には、このマニュアルを基にした調査に参加していただくための講習会を奄美市役所住用総合支所にて開催しました。
対面で約30人の参加があり、外来植物の現状や外来植物の見分け方等について説明する講習を行いました。その後、現地エクスカーションとして、三太郎峠を散策しながら実際に調査を体験していただきました。最後は講習会場に戻って、データ整理や報告の方法を学習しました。

参加者の皆さんには、この後2ヶ月間程度実施する外来植物モニタリング調査に調査員として参加していただくためのご案内を実施しました。

その調査結果の報告会を兼ねたモニタリングワークショップを今年度中に開催するる予定です。