奄美大島内の3箇所で11月に開催した講習会以降実施した今年度調査の結果の報告会を兼ねたモニタリングワークショップを鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室にて開催しました。 対面で13人、オンラインで島外から6人の参加があり、最初に鹿児島大学教育学部の川西基博准教授が奄美大島の小中学校の校庭での植物調査に関する講演をした後、今年度調査員を務めた3名から3地区での講習会および試行調査について報告をいただきました。その上で、鹿児島大学国際島嶼教育研究センターの鈴木英治特任教授が調査結果を総括し、植物分布マップの作成方法等を説明しました。最後には、登壇者と参加者を交えて、今回の植物相モニタリング調査の実施方法や結果、また、将来に向けたモニタリングの在り方について活発な意見交換が行われました。

当日のワークショップについて、南海日日新聞様のウェブサイトにて取り上げていただきました。こちらからご覧ください。

鹿児島環境学研究会では、環境省奄美群島国立公園管理事務所との共催により、国際島嶼教育研究センター奄美分室でモニタリングワークショップ「植物分布モニタリング調査と分布マップの作成」を開催いたします。ぜひお申し込みの上、ご参加ください。

2023年11月に奄美大島の3カ所で開催した講習会以降、地域住民の方々の協力のもと植物分布モニタリング(固有植物および外来植物の両方を含む)を実施しましたので、その調査の取りまとめ結果を地域と共有し、また、広く知っていただくため、報告会を兼ねたワークショップを開催します。

【日時】令和6年3月3日(日) 13時~16時

【場所】鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室

               (奄美市名瀬港町15-1)

【参加方法】会場( 先着30名)・オンライン( 奄美大島外からの方限定)

【開催概要】

 講演「校庭で植物の多様性を調べてみよう」

      鹿児島大学教育学部 川西基博    

 調査報告1「今年度実施した植物相調査」

       ①村上裕希氏(秋名・幾里集落から)

          ②國宗弓穂氏(蘇刈集落から)

          ③鹿児島大学農学部 鵜川信(大和村フォレストポリスから)

 調査報告2「植物分布マップの作り方とモニタリングへの活用」

       鹿児島大学国際島嶼教育研究センター 鈴木英治

 意見交換(パネルディスカッション)

【申し込み方法】

申込方法:webまたはメールでお申し込みください。

web:https://forms.gle/9ZrYVLSSFzZRWgQaA

メールアドレス:kankyogaku@kuas.kagoshima-u.ac.jp

  • 氏名、②メールアドレス③参加方法(対面,Web)を上記メールアドレスにお送りください。

【申し込み〆切】

 令和6年2月29日(木)

【参加費】無料

【その他】ご連絡いただいた個人情報は、鹿児島大学鹿児島環境学研究会および鹿児島大学国際島嶼教育研究センターが提供するサービスの円滑な提供および運営のために利用し、第三者に提供することはございません。

 

12月19日、稲盛会館キミ&ケサメモリアルホール会場とオンライン配信の併用により「鹿児島大学×SDGsシンポジウム2023-持続可能な社会の実現を先導するグローカル拠点を目指して-」が開催され、鹿児島大学の学生、教職員、一般市民等計249名(うちオンライン117名)が参加しました。
このシンポジウムでは、本研究会の奥山正樹特任教授が登壇し、鹿児島環境学プロジェクトの取り組みを事例紹介しました。
詳しい内容は下記(鹿児島大学ホームページ)をご覧ください。
https://www.kagoshima-u.ac.jp/topics/2024/01/post-2152.html

鹿児島大学では、教職員、学生および本学関係者が一丸となり、「オール鹿大」でSDGs達成の推進に取り組んでいます。
鹿児島大学×SDGsの特設サイトでも鹿児島環境学プロジェクトを紹介しています。
https://sdgs.kuas.kagoshima-u.ac.jp/

今年3回目の奄美の植物相モニタリング講習会及び植物観察会を瀬戸内町蘇刈集落で開催しました。 当日参加を含めて25名に参加いただき、蘇刈公民館で、植物相の変化を把握するための調査方法、植物の見分け方等の講習会を行いました。その後、集落内の海岸や町並みを散策しながら実際に調査シートへの記録を体験していただきました。最後は講習会会場に戻って、データ整理や報告の方法を説明しました。 11日の秋名・幾里集落、18日のフォレストポリスと同様に、参加者の皆さんには、この後約2ヶ月間、各自の調査ルートで植物相調査を行い報告していただきます。 そして、調査結果全体の報告会を今年度中に開催する予定です。

当日使用した調査シートは画像をクリックすると表示されます。

今月の3箇所での講習会について、南海日日新聞様のウェブサイトにて取り上げていただきました。こちらからご覧ください。

今年2回目の奄美の植物相モニタリング講習会及び植物観察会を大和村の奄美フォレストポリスで開催しました。 当日は15名の参加があり、キャンプ場内バンガローで、植物相の変化を把握するための調査方法、植物の見分け方等の講習会を行いました。その後、フォレストポリス内の水辺や森林を散策しながら実際に調査シートへの記録を体験していただきました。最後は講習会会場に戻って、データ整理や報告の方法を説明しました。また、午後もフォレストポリス近くの林道を歩き、シダ植物など多様な植物の観察を行いました。 11日に開催した秋名・幾里集落と同様に、参加者の皆さんには、この後約2ヶ月間、各自の調査ルートで植物相調査を行い報告していただきます。 そして、調査結果全体の報告会を今年度中に開催する予定です。

当日使用した調査シートは画像をクリックすると表示されます。

奄美の植物相モニタリング講習会及び植物観察会を龍郷町秋名・幾里集落にて開催しました。
当日は15名の参加があり、秋名コミュニティセンターで、外来植物と在来植物の両方を含む植物相の変化を把握するための調査方法、植物の見分け方等の講習会を行いました。その後、植物観察会として、秋名・幾里集落の畑や町並みを散策しながら実際に調査シートへの記録を体験していただきました。最後は講習会会場に戻って、データ整理や報告の方法を説明しました。
参加者の皆さんには、この後2ヶ月間程度実施する植物相モニタリング調査にも参加していただき、その調査結果の報告会を今年度中に開催する予定です。

当日使用した調査シートは画像をクリックすると表示されます。

鹿児島環境学研究会では、奄美大島で植物相モニタリングに係る講習会と植物観察会を3か所にて開催いたしますのでお知らせいたします。ぜひお申し込みの上、ご参加ください。

奄美大島では、保全すべき固有の植物が生息する一方、外来植物の侵入も確認されており、その両方を含む植物相の変化をモニタリングする必要があります。奄美大島全域を対象に、これを専門家のみで実施することは難しく、一般市民の方々の協力が必要不可欠です。そのため、将来にわたるモニタリングを鑑み、奄美大島在住の方々に、奄美群島での植物相モニタリングの実際を知っていただき、植物相モニタリングの必要性について理解を深めていただくため、講習会と植物観察会を開催いたします。

【日時】
■龍郷町秋名・幾里集落
令和5年11月12日(日) 午前9時~12時

■大和村フォレストポリス
令和5年11月18日(土) 午前9時~12時

■瀬戸内町蘇刈集落
令和5年11月19日(日) 午後1時~4時

【場所】
■龍郷町秋名・幾里集落
講習会:龍郷町 秋名コミュニティーセンター(鹿児島県大島郡龍郷町幾里421-1)
植物観察会:秋名・幾里集落内

■大和村フォレストポリス
講習会:大和村奄美フォレストポリス・キャンプ場内バンガロー(鹿児島県大島郡大和村大字名音1476)
植物観察会:フォレストポリス内

■瀬戸内町蘇刈集落
講習会:瀬戸内町蘇刈集落公民館(鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈447)
植物観察会:蘇刈集落内

【講師】鈴木英治(鹿児島大学国際島嶼教育研究センター)
    鵜川信(鹿児島大学農学部)
【申し込み方法】
申込方法:webまたはメールでお申し込みください。
web:令和5年11月12日(日)龍郷町秋名・幾里集落
https://forms.gle/8piK6JNcgPKBagxt9
令和5年11月18日(土)大和村フォレストポリス
https://forms.gle/Qwf2FAVnV66tk92z5
令和5年11月19日(日)瀬戸内町蘇刈集落
https://forms.gle/mn5XNopgQAAm9PwKA
メールアドレス:kankyogaku@kuas.kagoshima-u.ac.jp
①氏名、②メールアドレスを上記メールアドレスにお送りください。

【申し込み〆切】
令和5年11月12日龍郷町秋名・幾里集落 : 令和5年11月9日(木)
令和5年11月18日大和村フォレストポリス : 令和5年11月16日(木)
令和5年11月19日瀬戸内町蘇刈集落 : 令和5年11月16日(木)

【参加費】無料(ただし、先着20名様まで)

【その他】
*ご連絡いただいた個人情報は、鹿児島大学鹿児島環境学研究会および鹿児島大学国際島嶼教育研究センターが提供するサービスの円滑な提供および運営のために利用し、第三者に提供することはございません。

 令和4年に始まった鹿児島大学の本プロジェクトでは、奄美群島を中心に、
主に国際島嶼教育研究センターが「生物と文化の多様性保全」を探究し、理工学研究科地域コトづくりセンターが「地域創生」を検証しています。
 このたび、この2年間に実施してきた研究成果として奄美群島周辺における「自然環境の保全」と「ブルーエコノミー」を中心に報告するシンポジウムが開催されます。

 鹿児島環境学プロジェクトワーキンググループの
鵜川信准教授、藤田志歩准教授、鈴木英治特任教授も登壇されます。
オンライン参加もありますので、ぜひご参加ください。

日 時:令和5年10月1日(日) 13:00~17:00
会 場:鹿児島大学国際島嶼教育研究センター 奄美分室
    (奄美市名瀬港町15-1 紬会館6階)
オンライン:ZOOM

参加は無料になります。事前の申込が必要です。
お申し込み期限:令和5年9月25日(月)
ポスターに記載のQRコードまたは下記のメールアドレスからお申し込みください。

【お問い合せ】
鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室
電話:0997-69-4852
メール:amamist@cpi.kagoshima-u.ac.jp

鹿児島大学鹿児島環境学研究会では、このたび、公益財団法人屋久島環境文化財団との共同編集により、電子書籍「屋久島・奄美発 世界自然遺産の里と環境文化」を発行しました。

 この本では、2021 年7 月に奄美・沖縄が世界自然遺産に登録され、さらに2023年12月に屋久島が登録30 周年を迎える機会をとらえ、両地域共通のキーワードである「環境文化」と、それを体験し学べるフィールドとしての里(集落)にスポットをあてました。

里(集落)については,両地域で「里のエコツアー」を積極的に進めるために組織された「屋久島里めぐり推進協議会」と「奄美・屋久島まち歩き連絡協議会」のご協力を得て、実際に里のエコツアーを体験できる集落の、みどころやモデルコースなどを紹介しています。

両地域のこれからの発展を担う若い世代の皆さんに読んでほしいこと、そして現地でのエコツアーなどの場面に使ってもらいたいことから、無料の電子書籍・電子ブックとして発行しました。

このホームページでは、電子ブック・PDFで簡単にご覧いただけます。

外来植物モニタリングワークショップを奄美市市民交流センターにて開催しました。
対面・オンラインで約30人の参加があり、奄美・沖縄で外来植物対策に関わる3人の方よりご講演いただきました。その後、昨年10月に開催した外来植物モニタリング講習会後の調査報告、調査参加者からの体験談、意見交換会を行いました。