2020年度:第4回環境文化シンポジウム
「島と東京を結び〈これからの奄美の環境文化〉を語り合う~奄美の自然と深く付き合い、奄美の暮らしを持続させるために~」

鹿児島環境学研究会では、平成29年度「秋名・幾里の環境文化を知る・見つけるシンポジウム」、平成30年度「シンポジウム シマの暮らし(環境文化)を考える」令和元年度「名瀬のむかし、奄美大島のこれから」と、3回の環境文化シンポジウム等の活動を通して、奄美大島の環境文化をテーマに取り組んできました。
2021年2月21日に実施した第4回環境文化シンポジウムでは、高齢者と若者世代を結び、そして、奄美大島と東京をオンラインで結んで、これからの奄美の環境文化、子どもの頃の遊びやシマ(集落)の行事を中心にディスカッションを重ね、「奄美の大切に想う気持ち」は世代や距離を超え、脈々つながっていること、そして、それぞれの世代が奄美のこれからのために考えていることを会場にて対面参加の方々の意見も交えながら確認しました。

シンポジウム趣旨説明
『奄美大島の100人 100の環境文化』インタビューから見えてきたこと
小栗有子 鹿児島大学鹿児島環境学研究会

第1部 奄美の環境文化を考える視点
パネリスト 奥光太郎さん(奄美リゾートばしゃ山村取締役)、静島良樹さん(嘉鉄青壮年団長)、中村由美さん(住用町市婦人会部長)、濱田美和さん(奄美市社交飲食業組合理事)

第2部 島内の世代間をつなぐ
コメンテーター(若者):保岡海輝さん(県立大島高校生徒会長)、要田ののかさん(県立大島高校)、(年配者):西田テル子さん(写真家)、浜手栄男さん((有)浜久代表取締役)、第1部パネリスト

第3部 島と東京をつなぐ
パネリスト 原田尚樹さん(東京奄美会青年部)、井藤守仁さん(一般社団法人結いの島理事長)、第1部パネリスト、第2部コメンテーター

コーディネーター(鹿児島大学鹿児島環境学研究会)
奄美会場:小栗有子(鹿児島大学法文学部准教授)
東京サテライト会場:星野一昭(元鹿児島大学産学・地域共創センター特任教授)、西村明(東京大学人文社会系研究科准教授)

司会(鹿児島大学鹿児島環境学研究会)
奥山正樹(鹿児島大学産学・地域共創センター特任教授)

オンライン配信技術協力
奄美会場:あまみエフエム・ディ!ウエイブ / 東京サテライト会場:西村和海氏

※詳しくは「あまみエフエムYoutubeチャンネル」
第4回環境文化シンポジウム記録集(電子ブック)をご覧ください。