2011 年度:鹿児島環境学ミーティングin瀬戸内「瀬戸内の暮らしと世界遺産」タイトル

2012年2月21日(火)、大島郡瀬戸内町において、鹿児島環境学の一環として鹿児島環境学ミーティングin瀬戸内「瀬戸内の暮らしと世界遺産」を開催しました。

本ミーティングは、2009年1月に稲盛会館で開催した鹿児島環境学シンポジウム、2009年9月に奄美市名瀬で開催した公開セミナー、2011年1月に大島郡伊仙町で開催した徳之島フォーラムに続く4回目の鹿児島環境学イベントであり、鹿児島大学の主催で大島郡瀬戸内町の役場職員、漁業組合、森林組合、観光協会などの地元関係者、約40名を対象に開催したものです。

「瀬戸内の暮らしと世界遺産」をテーマに、奄美群島で現在、世界自然遺産に向けた取組が進められている中で、地域の方々に対して十分な情報が提供されているとは言えない状況にあることから、世界遺産の制度、小笠原諸島など世界遺産に登録されている他地域の現状などについてご説明した後、奄美群島において世界遺産を上手に暮らしの豊かさにつなげるための議論、自由な質疑応答など意見交換を行い世界遺産に対する疑問を解消する場とすることを目的としました。

まず、小栗有子(鹿児島大学生涯教育センター)からミーティングの趣旨説明、続いて、岡野隆宏(鹿児島大学教育センター)から「小笠原諸島の世界遺産登録の経緯とその影響」について話題提供が行われ後、 自由な質疑応答など意見交換を行い

最後に、引き続き地域の方々に対して情報を提供していくこと、また共有していくことを確認し、盛会のうちに終了しました。