令和2年度「第4回環境文化シンポジウム島と東京を結びこれからの奄美の環境文化を考える」記録集
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-27-【第2部】ディスカッション1島内の世代間をつなぐコメンテーター保岡海輝さん(鹿児島県立大島高等学校)要田ののかさん(鹿児島県立大島高等学校)西田テル子さん(写真家)浜手栄男さん(有限会社浜久代表取締役)第1部パネリストの皆さんコーディネーター小栗有子(鹿児島大学鹿児島環境学研究会)―それではこれより「第2部島内の世代間をつなぐ」をはじめたいと思います。第1部に続き、コーディネーターの小栗さん、よろしくお願いします。小栗それでは、第2部に入っていきたいと思います。第2部のコメンテーターは、高校生の要田さんと保岡さん、そして、西田テル子さんと浜手栄男さんです。それでは、議論を進めていきたいと思いますが、最初に、第1部の話を聞いて感じたことについて、自己紹介も兼ねて少しコメントをいただきたいと思っております。まずは、要田さんからお願いします。鹿児島県立大島高等学校要田ののか(以下、要田)皆さん、うがみしょーらん。大島高校2年生の要田ののかと申します。私は現在、大島高校の新聞部と水泳部を兼部して今頑張っています。新聞部では年に3回、大高ジャーナルという新聞を発行していて、奄美の魅力と大島高校の魅力を世界へ発信しています。私は6歳から始めた島唄がものすごく大好きで、今でも地元の島唄仲間と一緒に学童やグループホームに行って島唄を発表して、みんなで島唄を楽しんだりという活動もするぐらい島唄は大好きです。私の幼少期は、テレビだったり、スマートフォンだったり、ゲームも普及してきている時代だったんですけど、私はサバイバル的な生活や遊びが大好きだったので、さっきもお話を聞きましたけど、皆さんと同じというか、タナガ(手長エビ)取りだったり、自然と密着した遊びが大好きでした。昔の遊びにちょっと憧れを抱いていたところもあって、すごく羨ましいなと思いました。また後ほど意見もいろいろ言わせてもらいますが、今日はよろしくお願いします。小栗それでは、保岡さん、どうですか。

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