-19-【第1部】問題提起奄美の環境文化を考える視点パネリスト奥光太郎さん(奄美リゾートばしゃ山村取締役)静島良樹さん(嘉鉄青壮年団長)中村由美さん(住用町市婦人会部長)濱田美和さん(奄美市社交飲食業組合理事)コーディネーター小栗有子(鹿児島大学鹿児島環境学研究会)小栗それでは、第一部に入るにあたりまして、奄美の環境文化どういうものなのかということを少し、皆さんとイメージを共有したいと思います。第二部で登壇いただく写真家の西田テル子さんが「暮らしの中の祈り」をライフワークとして写真を撮影されて来られましたので、まずはその写真スライドを見させていただいてから、パネルディスカッションを始めたいと思いますのでよろしくお願いします。―「西田テル子の世界」写真スライドショー上映―小栗西田さんの写真でした。西田さんには後ほど、第2部で登壇いただきます。それでは、第一部のパネルディスカッションに入っていきたいと思います。4名の方にご登壇いただいておりますが、ご発言の前に自己紹介もお願いしたいと思いますけれども、皆さんに向かって右から、静島さん、中村さん、濱田さん、奥さんの4名で進めていきたいと思います。まずは今のスライドの中に皆さん気づきになりましたでしょうか。タナガ(手長エビ)取りをしていた親子の写真があったかと思いますけれども、それは1982年の嘉鉄ということで、嘉鉄が生まれの静島さんが15歳頃の写真なのかなというふうには思いますが、まずは静島さんから少し自己紹介をしていただきながら、インタビューでは、子ども時代の楽しみや行事だったりということでお話伺っているんですけども、どんな子ども時代だったのかということを少しお話し頂けないでしょうか。嘉鉄青壮年団長静島良樹(以下、静島)皆さんこんにちは。瀬戸内町から参りました静島と申します。今日はなかなか慣れない場でありますので、きちんとお話しできるかわかりませんけども、よろしくお願い致します。今、嘉鉄の写真が出てきましたね。まぁ驚いたり、嬉しかったりだったんですけれども。自分は53
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