令和2年度「第4回環境文化シンポジウム島と東京を結びこれからの奄美の環境文化を考える」記録集
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-10-奄美群島国立公園も、古道、サンゴの石垣等々、人が加わってきたそういった風景に価値があるという新しい考え方として出されているかと思います。では、そういったものが奄美に生きる人にとって、どんな意味や可能性があるのかということで、行政でもなく、島民でもない大学がどんなことをしてきたのかということで、簡単に、この3回のシンポジウムを確認しておきたいと思います。環境文化を捉える視点ということで、気候風土があって、そこに土壌ががあって、動植物があって、そこで人々の暮らしがあることかと思うんですけども、これは実際に暮らしている方の経験や記憶からしか引き出せないではないか。もちろん、民俗学等で色々文献等はあるんですけども、では現在はどうなっているのかというのは、やはり直接聞くほかはないのかなというふうに始まりました。第1回。これは集落から探すということで、集落歩きをしながら確認をしたりですね。第2回。これは秋名と住用の市と大和村の国直で比較をしたり、若い世代と年配世代で共有したり、移住者と地元の方と共有するということもやってきました。

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