平成27年度「奄美の明日を考える奄美国際ノネコ・シンポジウム」
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- 24 -【報告2】    鹿児島大学准教授 小栗 有子(鹿児島環境学研究会)    「「ノネコ問題」を考える視点と       鹿児島大学鹿児島環境学研究会の取組」 皆さん、こんにちは。小栗と申します。私からは、ノネコ問題を考える視点ということで、お話をさせていただきたいと思います。 本日配布した資料の7ページを開けていただけますでしょうか。これからお話する内容は、ここに書いてあります。それを説明することになりますが、時間もおしているので途中はしょるところも出てくるかもしれません。分からない部分は資料のほうを読んでいただければと思います。  最初に鹿児島環境学とは何かについて紹介いたしますが、こちらもシンポジウム資料の中に活動報告として入っています。詳しくはそちらを見ていただき、スクリーンは黒い部分だけを見てください。鹿児島環境学は、鹿児島大学のプロジェクトで、学内の自然、人文、社会を専門にする教員と職員、さらに学外の方もメンバーとして参加しているところに特徴があります。シンポジウム資料集の最後の頁に「鹿児島環境学宣言」が書かれています。われわれは、この宣言をよりどころに活動をしています。宣言文をぜひご覧ください。 左の写真は、今年度の活動の様子です。このシンポジウムを目標にして研究会を重ねました。鹿児島大学の会場と奄美分室とをスカイプでつなぎ、地元の方とも議論を重ねてきました。今日お話するのは、その結果です。3つのことをお話ししたいと思います。 まずノネコの問題ですけども、4つあります。その4つとは、人、ネコ、野生生物、時間の4つです。資料の中には3つの視点とありますけども、お話するのはこの4つです。COVO TANA20151262015 KAGOSHIMA UNIVERSITY YUKO OGURI20©ASHURI+242015 KAGOSHIMA UNIVERSITY YUKO OGURI++©HAYATE2015 KAGOSHIMA UNIVERSITY YUKO OGURI11©HINANO2015 KAGOSHIMA UNIVERSITY YUKO OGURI

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