平成25年度地域の環境文化に依拠した自然遺産のあり方に関する調査検討業務報告書
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197 (表17)環境専門科目 (表18)課題研究 (平成25年度屋久島高等学校環境コース説明資料 p.2より作成) 環境コースをささえるのは、理系と文系を含む各々の専門分野の教諭である。限られた人員で生徒の課題研究の指導にもあたる。教員配置の特徴としては、環境コースが開設された以降は、理科教員の拡充がみられる(表19)。 (表19)鹿児島県立屋久島高等学校の職員構成 (平成5年度~平成24年度の鹿児島県立屋久島高等学校学校要覧より作成) 環境コースは、環境学科と異なり普通科の中にあるコースのため、コースに割ける時間は普通科の所定単位との調整範囲内となる。その分コースの時間を確保することに難しさがあるものの、例えば外部講師による特別講義や、年に3回ある宿泊研修(社会分野・生物分野・地学分野)などの工夫を凝らしている。年間スケジュールは(表20)のとおりである。 学年科目名単位数内容総合的学習の時間1単位屋久島の自然(生物・地学分野)、地理・歴史・行政(社会分野)、風習(家庭分野)について学ぶ環境総合2単位主に課題研究を行う。自らの課題を見つけ、研究を設定する屋久島環境ゼミナール2単位生物・地学・社会・家庭分野に分かれ、屋久島に関する課題研究を進める環境総合2単位環境測定法について、主に化学分野の授業を行う2年生3年生自然科学分野から社会分野まで幅広いテーマで取組む。課題研究は、レポートを提出し、発表会を実施する。発表会は、文化祭のほか学校外でのシンポジウムの機会がある。年度国語社会数学理科保体英語音楽書道商業家庭養護実習情報環境その他非常勤兼務H53233231111H63233331111H73233331121111H83233331131111H93233331131111H103233331131112H113233331131112H123334331131111H133234331131111H143234331141112H15323433113111121H16323433113111121H17323433113111111H18323433113111121H19323433113111626H20333433113111415H21333433113111415H22333433113111526H23233423113111616H2433342311311167

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