150 自然ふれあいマップの作成 岡野隆宏(鹿児島大学教育センター) 1.はじめに ふれあい懇談会とヒアリングで得られた情報、さらに現地調査の情報加えて地図化をおこなった。地図は、シマのどの場所にどのような自然とのふれあいがあるか、ひと目で地域のふれあい像を概観できる。また、記憶を可視化することによって世代間の知識や古い地名の継承に役に立つ。 2.作成手順 ・ 地図の作成にはArcGISとIllustratorを用いた。 ・ 背景図には数値地図25000 開聞(平成14年2万5千分の1地形図)を用いた。 ・ 復帰直後の状況を示す昭和31年(1956年)測量の2万5千分の1地形図をスキャンして取り込み、土地利用をGIS化した。 ・ ふれあい懇談会とヒアリングで得られた情報と、現地調査の際に取得したGISの情報を地図上に表示した。 ・ 集落マップはIllustratorで書き起こした。 3.作成地図 ・ 秋名・幾里ふれあいマップ ・ 秋名・幾里ふれあいマップ(集落編) ・ 秋名・幾里民俗地図(龍郷町誌より) ・ 秋名・幾里周辺植生図 ・ ・ 西仲間ふれあいマップ ・ 西仲間ふれあいマップ(集落編) ・ 水車マップ ・ 西仲間周辺植生図
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