平成24年度「屋久島・小笠原諸島等の島しょ型世界自然遺産をモデルにしたネットワーク構築等業務」報告書
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- 12 - 2)科学委員会の構成等 ① 知床 設 置:2004年7月 目 的:世界自然遺産に登録された知床の自然環境を把握し、科学的なデータに基づいて陸域と海域の統合的な管理に必要な助言を得るため 検討事項:(1) 世界自然遺産地域の保護管理に関する事項 (2) 保護管理のための調査研究・モニタリングに関する事項 (3) その他目的達成のために必要な事項 メンバー: 石川 幸男 弘前大学白神自然環境研究所教授 大島 慶一郎 北海道大学低温科学研究所教授 大泰司 紀之※ 北海道大学名誉教授 梶 光一 東京農工大学大学院教授 金子 正美 酪農学園大学環境システム学部教授 工藤 岳 北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授 桜井 泰憲 北海道大学大学院水産科学研究院教授 敷田 麻実 北海道大学観光学高等研究センター教授 鳥澤 雅 総合研究機構水産研究本部長 中川 元 中村 太士 北海道大学大学院農学研究院教授 松田 裕之 横浜国立大学大学院環境情報研究院教授 山中 正実 斜里町立知床博物館館長 以上50音順(※は委員長) ワーキングループ等: 本委員会の下には急務の課題に対応するために目的別に3つ(エゾシカ・陸上生態系、海域、適正利用・エコツーリズム)のワーキング・グループ(WG)と、1つ(河川工作物)のアドバイザー会議(AP)が設置されている。また、平成22年度及び平成23年度は特別な作業チームとしてヒグマ管理方針検討会議も設置された。 (1)エゾシカ・陸上生態系ワーキンググループ 知床半島におけるエゾシカ・陸上生態系の管理について議論するため設置 (2)海域ワーキンググループ 漁業、サケ、海生哺乳類などの生物を総合的に含めた知床半島における海域の管理について議論するため設置 (3)適正利用・エコツーリズムワーキンググループ エコツーリズム戦略の検討および、海域や先端部の適正利用や、利用と野

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