平成23年度「琉球弧の世界自然遺産登録に向けた科学的知見に基づく管理体制の構築に向けた検討業務」報告
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75 ね、多利用型海域管理計画の策定や河川工作物の改良などの実現に寄与した。登録後に行われたIUCNと世界遺産委員会の現地調査においても説明の中心を担い、結果として「地域コミュニティや関係者の参画を通したボトムアップアプローチによる管理、科学委員会や個々の(具体的目的に沿った)ワーキンググループの設置を通して、科学的知識を遺産管理に効果的に応用している」ことが賞賛され、他の世界自然遺産地域の管理のための素晴らしいモデルと評価された。 以上のような経緯を踏まえ、我が国の世界自然遺産においては、関係行政機関と関係団体で構成された地域連絡会議と、学識経験者で構成された科学委員会により、合意形成と科学的な知見に基づく管理が行われている。

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