平成23年度「琉球弧の世界自然遺産登録に向けた科学的知見に基づく管理体制の構築に向けた検討業務」報告
19/87

14 陸水棲腹足類 6科11属17種 1種 2種 海水棲魚類 795種 4種 海水棲腹足類 2亜綱15目112科1,031種 造礁サンゴ 226種 昆虫類 1380種 18属 379種 5種 73種 陸産貝類 24科44属134種 106種 100種 24種 46種 陸棲フナムシ類 7科9属13種 2種 カニムシ類 6科7属8種 6種 ※小笠原諸島に両生類は棲息していない。 2)登録の価値証明 ①顕著な普遍的価値 作業指針に基づいて、該当すると考えるクライテリアごとにその根拠を詳細に記述することが求められる。また、国内外の世界自然遺産やその他の自然地域と比較して、優れたあるいは特異な地域であることを科学的に証明する記述が必要である。 顕著な普遍的価値について、「平成19年度琉球諸島世界自然遺産候補地検討調査業務報告書」では、世界遺産の審査に関わったIUCN関係者助言を踏まえて、以下のように整理されている。 ○クライテリアⅸ(生態系) 琉球諸島は大陸との分離・結合を繰り返した地史を反映した、大陸島における生物の侵入と隔離による種分化の過程を明白に表す顕著な見本である。 ○クライテリアⅹ(生物多様性) 琉球諸島はIUCNレッドリストに掲載されている多くの国際的希少種の生息・生育地となっている他、多くの固有種が見られ、世界的に見ても生物多様性保全上重要な地域となっている。 今後は、両クライテリアについて、説明を強化するための最新の研究成果を集積していくことが求められる。

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る