平成23年度「琉球弧の世界自然遺産登録に向けた科学的知見に基づく管理体制の構築に向けた検討業務」報告
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7 5)地域への情報発信 本調査結果を踏まえ、2012年2月21日(火)に瀬戸内町役場において、鹿児島環境学ミーティングin瀬戸内「瀬戸内の暮らしと世界遺産」を開催した。本ミーティングは、小笠原諸島など世界遺産に登録されている他地域の現状から、登録が地域にもたらした影響を理解し、奄美群島において世界遺産を上手に暮らしの豊かさにつなげるための議論が深まること目指して行ったもので、地元の学識者、エコツアーガイド、観光関係者、文化財関係者、農林漁業関係者、町役場関係者など36名の参加があった。 また、この結果を奄美ニュースレターに提供した。 6)学内懇談会の開催 鹿児島大学のヒアリング対象者を中心に懇談会を開催し、今後の琉球弧の世界自然遺産登録に向けて必要な調査研究、研究者同士の議論が必要なテーマ、保護管理上の課題等について意見交換を行った。 ①第1回 奄美地域の生物多様性保全に関する学内意見交換会 開催日時:平成23年12月14日(水)10:30~12:00 場 所:教育センター第2会議室 議 題:・奄美の生物多様性に関する環境省の考え方や取組状況 ・鹿児島環境学WG受託調査の内容と今後の方針 ・鹿児島大学の次年度以降の計画 ・その他 出席者数:農学部、理学部、水産学部、国際島嶼研究センター、総合博物館から12名 ②第2回 奄美地域の生物多様性保全に関する学内意見交換会 開催日時:平成24年3月6日(火)15:00~16:30 場 所:事務局第1会議室(事務局2階) 議 題:・奄美地域の生物多様性に関する情報の把握状況について ・鹿児島環境学WGの次年度以降の計画について ・学内プロジェクトについて ・琉球大学との連携について ・奄美における今後の生物多様性保全や調査研究の進め方について 出席者数:農学部、理学部、水産学部、教育学部、総合博物館から10名

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