平成22年度「持続的な地域づくりに資する琉球弧の世界自然遺産登録に向けた課題と方策に関する検討業務報告書_資料編」
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82 基調講演 総合司会 石上 英一 人間文化研究機構 理事 東京大学名誉教授、元東京大学史料編纂所所長。専門分野は日本古代史、古奄美諸島史。 1998年に『古代荘園史料の基礎的研究』で角川源義賞受賞。2008年から奄美諸島の文化財の把握とその活用方法を検討する「歴史文化基本構想策定専門委員会」委員長。 小野寺 浩 鹿児島大学学長補佐 環境庁から鹿児島県に出向時に屋久島の地域づくりと世界遺産登録に関わった。現在は鹿児島大学で、地域からの環境論を目指す「鹿児島環境学」を提唱し、取り組んでいる。環境省では国立公園事務所など現地勤務が多い。 ○小栗有子(おぐり ゆうこ) 鹿児島大准教授、環境教育。千葉県生まれ。東京農工大院卒。鹿児島環境学ワーキンググループ(以下「WG」)。徳之島を歩き、逆境が人を育て、感謝と祈りを育む暮らしを知る。日本が失いつつある、人が育つ希望が徳之島にある。このような力を地域の発展につなぐ、新しい環境教育を模索中。

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