平成21年度「自然共生型地域づくりの観点に立った世界自然遺産のあり方に関する検討業務」報告書
145/160

142 環境省奄美検討会資料2009年 自然遺産登録地3カ所を見ると、①激増タイプ(屋久島)②おおむね増加タイプ(白神)③横ばい、微減タイプ(知床)があることがわかる。屋久島はポテンシャルが高く、縄文杉等メッセージのインパクトが強いことが増加につながり、白神は観光ポイントが明確でないことがやや緩慢な傾向となったと思われる。知床はすでにしられた100万人の観光地であったことから、登録効果はさほどでもなかったのではないか。奄美は資源のポテンシャル、知名度の低さ等から①屋久島タイプの可能性が高い。

元のページ  ../index.html#145

このブックを見る