花のない季節細⻑い葉と、⽻状に切れ込んだ葉が着き、表⾯は⽑で少しざらつく。 オオバナノセンダングサ(タチアワユキセンダングサ)Bidens pilosa var. radiata(キク科) 熱帯アメリカ原産の草本。⽇本には19世紀中ごろに園芸⽬的で導⼊されました。国内では四国、九州南部から沖縄まで分布し、奄美⼤島の道端で最もよく⾒る外来植物。外来⽣物法では要注意外来⽣物に指定されています。Bidens pilosaという種に属しますが、この中にいくつかの変種・品種があり、その識別は微妙で困難です。 似た植物:アメリカセンダングサこれもBidens属の外来種。葉は似ていますが、茎は紫⾊をおび、花序の周りに⽩い⾆状花がない点で容易に区別できます。 オオキンケイギクCoreopsis lanceolata(キク科)多年⽣草本 北アメリカ原産の多年⽣草本。花が美しいので明治中期に⽇本に導⼊されました。奄美群島に侵⼊したのは、最近(数年前?)と思われます。法⾯緑化に使われた時代もあり、全国に広まって⾃⽣種を脅かすようになりまし。平成18年に特定外来⽣物に指定され、⽣きたままの運搬、栽培、譲渡などが原則禁⽌されています。奄美群島ではまだ少ないですが、奄美より寒い地域が原産地なので、奄美では増えにくいのか、まだ⼊って来たばかりで⽬⽴たないのか、はっきりとはしていません。環境省が定める特定外来⽣物に指定されており、許可なく移動させることが禁⽌されています。 似た植物:園芸植物のキバナコスモスが似た花をつけます。 初夏の開花期の株 オオバナノセンダングサ アメリカセンダングサ 20
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