令和5年度植物相モニタリング調査マニュアル(奄美大島版)
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ネバリミソハギCuphea carthagenensis(ミソハギ科)草本 熱帯アメリカ原産で、戦後沖縄に侵⼊したとそうです。奄美⼤島では2011年採集の標本が⼀番古く、最近侵⼊したようです。その後世界⾃然遺産地域を含む⼭地の林道に沿って急速に増加しています。 似た植物:対⽣の葉を持ち、植物体全体に腺⽑があって触ると粘つくことや、花の形で区別できます。 シナガワハギMelilotus officinalis subsp. suaveolens(マメ科)越年⽣草本 ユーラシア⼤陸原産。江⼾時代末から明治初期に⽇本に侵⼊。東京の品川付近で最初に発⾒されたのでこの名前があります。奄美⼤島でも1919年から採集記録があり、古くから定着しています。海近くの明るい道端によく⽣育しています。 似た植物:花があれば混同しやすい植物はないですが、三出複葉の葉だけではクソエンドウ(奄美⼤島に稀)が似ています。シナガワハギは鋸⻭縁、クソエンドウは全縁。 草丈は1m程度 ネバリミソハギの花 花は⻩⾊いで⽬⽴つ 道の中央部を覆うネバリミソハギ 18

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