ヨシススキSaccharum arundinaceum(イネ科)多年⽣草本 ヨシススキの葉鞘 ハナシュクシャHedychium coronarium(ショウガ科)多年⽣草本 インド〜マレーシア原産で⾼さ1mを越す植物。⽇本には江⼾時代に渡来しました。奄美群島ではまだ多くはないですが、湿った場所を好み栄養繫殖によって林床や林縁をおおいます。世界⾃然遺産地域内にも侵⼊でき、今後の増加が⼼配されます。 似た植物:⾃⽣植物に似た植物はなく、区別は容易です。 サトウキビと同じ属の熱帯アジア(インド)原産の⼤型イネ科草本。開花時には3〜5mに達し、⼤きな株を形成して他の植物の⽣育地を被覆します。 似た植物:ススキ、ハチジョウススキ、トキワススキ、サトウキビ 上の種は右ほど⼤きく、ヨシススキはトキワススキとサトウキビの中間。ススキとハチジョウススキの花序は中軸が不明瞭、残り3種は中軸が明瞭。ヨシススキの葉鞘には刺さると痛い開出⽑が多く、葉の縁にある細かい鋸⻭は鋭く、⼿もよく切れます。初秋に開花。トキワススキは梅⾬時に開花。 ヨシススキ 花序の中軸が明瞭 ハチジョウススキ 花序の中軸が不明瞭 17
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