令和5年度植物相モニタリング調査マニュアル(奄美大島版)
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以上の操作でGPS機能がアクティブになりますが、撮影画⾯の左下に衛星のマークが⽩で表⽰されていれば、移動ログ(調査経路の記録)が⾏われています。ただし、最初に使⽤する時やしばらく使⽤していなかった場合(電源をオンにした直後)は、うまく上空の衛星を捉えられていないことがあります。そのため、GPS機能をアクティブにしたまま、野外に10分ほど置いてください。なお、衛星画像が⾚⾊に点灯しているときは、GPS機能が故障していることを⽰します。その他、【!】や【LOG】などが表⽰されている場合は、移動ログの機能が使⽤できない、もしくは、記録できない状態を⽰していますので、充電状況やSDカードの状況を確認してください。 写真の画質については、初期設定のままお使いください。初期設定では、画像サイズが「M」、ピクセルサイズが3200×2400になっています。圧縮率は、「N(Normal)」に設定されています。この場合、1枚の写真ファイルの容量は1.5MB程度になります。 【調査の実施】 ここに衛星のマークが表⽰されれば、移動ログの記録が⾏われています。 図 GPS機能(左)と画質(右)の設定確認 左図で撮影画⾯左下の衛星のマークが表⽰されていれば、GPS機能がアクティブになっています。また、右図で撮影画⾯右下に「4:3(ピクセルサイズ3200×2400)」と「MN(画像サイズMと圧縮率N)」が表⽰されていれば画質は適正です。 GPS機能がアクティブになりましたら、調査経路を歩きながら出現した植物の写真を撮影します。その際、植物の種が分かりましたら(もしくは、図鑑を⽤いて植物の種を調べましたら)、その種名をメモ⽤紙に記録してください。併せて特記事項がありましたら(例えば、辺り⼀⾯に外来植物が繁茂しているなど)、その内容もメモ⽤紙に記録して図 GPSカメラの写真再⽣画⾯ 画⾯右に緯度と経度が表⽰されていれば、位置情報はうまく取得できています。 ここに「4:3」および「MN」と表⽰されていれば画質は適正です。 位置情報を取得できていれば、 ここに緯度と経度が表⽰される。 9

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