令和4年度外来植物モニタリング調査マニュアル(奄美大島版)
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収集したデータは、調査後に、パソコンもしくはスマートフォンを用いて「いきものログ」に登録します。パソコンを用いてデータの登録を行う場合は、カメラ(スマートフォンを含む)の写真ファイルを一旦パソコンに移す必要があります。スマートフォンを用いてデータの登録を行う場合は、スマートフォンで撮影した写真をそのまま「いきものログ」にアップロードできます。詳細は「3.外来植物データの報告(25ページ~)」をご参照ください。調査に必要なものは、地図とカメラ以外に、本マニュアル、メモ用紙および筆記用具になります。これに加えて、双眼鏡やルーペなどを用意すると、植物観察の幅が広がります。また、本マニュアルには外来植物の見分け方が載っていますが、必要に応じて、より詳細な見分け方が記載されている植物図鑑を持参してください。改めて、調査に必要なものを以下に示します。■準備するもの□本マニュアル□地図(GPS機器を用いても構いません)□カメラ(デジタルカメラもしくはスマートフォン)□メモ用紙□筆記用具*その他、必要に応じて、双眼鏡、ルーペ、植物図鑑をご準備ください。実際の調査では、調査経路を歩きながら、外来植物を探します。外来植物が見つかりましたら、その写真を撮影し、さらに、その地点を記録します。ここで重要なことは、撮影した写真(写真ファイル)が記録した地点(位置情報データ)に紐付けされていることです。つまり、外来植物の写真がどの地点で撮影されたものかを記録する必要があります。まず、外来植物の写真をカメラで撮影します。撮影した画像を再生すると、そこにファイル名や撮影時間が表示されます。次に、持ってきた地図に外来植物の位置を書き込みますが、そのときに、写真のファイル名もしくは撮影時間を書き込むと、写真をその地点に紐付けることができます。なお、外来植物が道路沿いに連続して出現する場合は、その出現の始まりから終わりの地点をそれぞれ当該植物の出現地点として記録し、メモ用紙にそれらの地点間で外来植物が繁茂していることを記録します。その他、特記事項がありましたら(例えば、辺り一面に外来植物が繁茂しているなど)、メモ用紙に記録を取ってください。以上の作業を繰り返し、調査経路での探索が終わりましたら、調査の終了になります。その後、ご自身のパソコンを用いて、写真ファイルと位置情報データを「いきものログ」に登録します。登録の仕方は「3.外来植物データの報告(25ページ~)」をご参照ください。8①-1.調査後に報告調査後にデータを報告する場合は、地図とカメラを用いてデータの収集を行います。準備する地図は、調査経路を確認するとともに、外来植物の位置も書き込むものです。外来植物の位置が記録できればよいので、地図の代わりにGPS機器を用いても構いません。また、カメラは、デジタルカメラだけでなく、スマートフォンのカメラを使用しても構いません。

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