令和4年度外来植物モニタリング調査マニュアル(奄美大島版)
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②4【調査方法の選択】外来植物のモニタリング調査では、写真と位置情報のデータを記録し、これらのデータを取りまとめの機関に報告します。その手順は(図1-1)にしめしましたように、収集する位置情報データの種類によって2つのパターンに分けることができます。1つ目のパターンは、「①外来植物の存在ポイントのみを報告する」もので、“どこにどの外来植物が存在する”という情報を報告します。このパターンは、さらに「①-1調査後にデータを報告する場合」と「①-2調査中にスマートフォンを用いて(特定のwebサイトに)データを報告する場合」の2つのケースに分かれます。2つ目のパターンは、「②外来植物の存在ポイントと調査を実施した経路(調査経路)も同時に報告する」ものです。この情報があれば、外来植物の密度を計算することができます。実際のどの方法を選択するかは、お手元にある機器で決めることになります。以下のフローチャートを参考に実施可能な調査方法を確認してみてください。フローチャートの下に必要となる機器が掲載されています。図1-1.3つの調査方法を選択するフローチャートと必要になる機器等①ー1①ー21-1調査前に行っておくこと

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