令和4年度外来植物モニタリング調査マニュアル(奄美大島版)
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そのフォルダの中に「DCIM」というフォルダと「GPSLOG」というフォルダが見つかります。フォルダ「DCIM」には外来植物の写真ファイル(JPEG形式)が保存されていますので、これらの写真ファイルをパソコンにコピーします。なお、これらの写真ファイルには、撮影した場所の位置情報(北緯や東経のデータ)が含まれています。また、フォルダ「GPSLOG」の中には「[日付].LOG」というファイルが存在します([日付]の部分には、調査を実施した日にちが入ります)。このファイルに調査経路が記録されていますので、そのファイルをパソコンにコピーします。これらの写真ファイル(JPEG形式)とGPSファイル(LOG形式)を上述の方法で鹿児島環境学研究会の担当者にお送りください。図3-11.GPSカメラからファイルを移動する流れ(オリンパス社製TG-6の場合)GPSカメラをパソコンに接続すると、上段の図のようにドライブが表示されます。「DCIM」というフォルダに写真ファイル(JPEG形式)が保存されていますので、これをパソコンにコピーします。また、「GPSLOG」というフォルダにGPSファイル(LOG形式)が保存されていますので、これもパソコンにコピーします。【GPSファイルの調査経路とwaypointを確認する方法】ここでは、GPSファイルに記録されている調査経路とwaypointの確認方法を説明します。この作業は必ずしも行う必要はありませんが、興味がありましたら、ぜひ実行してみてください。GPSファイルに記録されている調査経路とwaypointを表示させるためには、Google Earth Proというアプリケーションが必要です。Google社が提供する無料のアプリケーションですので、ご自身のパソコンにインストールしてください。Google Earth Proのインストール後、このアプリケーションを起動すると、画面上に地球が表示されます。ここで、パソコンに保存されているGPSファイル(GPX形式およびLOG形式)を左クリックしたまま、Google Earth Proの画面上に移動させ、そのまま左クリックを外します。そうすると、データインポートの確認画面が開くので、「KMLトラックを作成」にチェックが入っていることを確認して「OK」ボタンをクリックすると、Google Earth Proの地図上に調査経路が表示されます。なお、GPS機器からコピーしたGPX形式のファイルで同様の方法でwaypointや調査経路をGoogle Earth Proの地図上に表示することができます。34調査前に行っておくこと

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