令和4年度外来植物モニタリング調査マニュアル(奄美大島版)
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この調査方法では、鹿児島環境学研究会に写真と位置情報のデータを提出します。カメラもしくはスマートフォンで撮影した写真のファイルと位置情報(GPSファイル)をパソコンに移動し、そこからメールで鹿児島環境学研究会の担当者にファイルを送信します。以下では、報告手順の詳細を説明します。まず、外来植物を撮影した写真のファイルをパソコンに移動します。デジタルカメラに写真が保存されている場合は、USBケーブルもしくはSDカードを用いて写真ファイルをパソコンに移します。スマートフォンに写真が保存されている場合は、USBケーブルもしくはwebストレージを用いて写真ファイルをパソコンに移します。これらの写真ファイルはJPEG形式になっていると思います。図3-8.パソコンにUSBでカメラを接続する例デジタルカメラを接続した場合(左)とスマートフォンを接続した場合(右)次に、外来植物の位置情報を記録したGPSファイルをパソコンに移動します。一般のGPS機器では、USBケーブルもしくはSDカードを用いてGPSファイルをパソコンに移します。GPS機器をパソコンに接続、もしくは、GPS機器のSDカードをパソコンのスロットルに差し込むと、パソコンの画面ではGPS機器に保存されているデータが1つのハードディスクとして表示されます。その中に位置情報が記録されているGPX形式のファイルがありますので、これをパソコンにコピーしてください。ここでは、GARMIN社製eTrex32xを例に説明します。まず、GPS機器をパソコンに接続すると、「Garmin」というフォルダが開きますので、その中の「GPX」というフォルダを開きます。その中に「Waypoints_[日付].gpx」というGPSファイル([日付]の部分には、waypointを登録した日にちが入ります)があり、ここにwaypointの位置情報が記録されていますので、これをパソコンにコピーします。さらに、同じ場所に「Current」というフォルダがあります。その中に「Current.gpx」というGPSファイルがあり、ここに調査経路の情報が記録されていますので、これをパソコンにコピーします。32【②外来植物の存在ポイントと調査経路を報告】調査前に行っておくこと

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