ツルヒヨドリMikaniamicrantha(キク科)つる植物熱帯アジア~熱帯アフリカに広く分布する植物で下の写真はジャワ島で撮影したものです。道端など明るい立地で他の植物の上を覆いつくしてしまう事があります。奄美大島では1999年に採集された記録があり、その少し前に侵入したと考えられます。環境省が定める特定外来生物に指定されており、許可なく移動させることが禁止されています。似た植物:ツルヒヨドリという名前のように、ヒヨドリバナ属に似た花をつけます。奄美群島にはヤマヒヨドリなどがありますが、ヒヨドリバナ類はツルヒヨドリのように長いツルにはならないので、区別は容易です。シンテッポウユリ(別名タカサゴユリ)Lilium formosanum(ユリ科)多年生草本タカサゴユリは台湾原産の植物で、シンテッポウユリはそれに日本在来のテッポウユリを交配させて出来た植物。ただ複雑な交配が繰り返され、区別が難しくなっています。繁殖力が旺盛で種子から半年で開花結実し、奄美に自生するテッポウユリやウケユリ等と交配可能なので遺伝子汚染が心配されています。似た植物:テッポウユリ、ウケユリ。花はよく似ています、葉がテッポウユリやウケユリよりずっと細い特徴があります。シンテッポウユリ葉は対生し、ヤマノイモのようなハート形、縁は全縁~浅い鋸⻭縁。テッポウユリ(海岸に生育)17
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