令和4年度外来植物モニタリング調査マニュアル(奄美大島版)
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単葉、複葉:葉の広い部分を葉身と呼びますが、葉身が1 つだけのものは単葉、葉身に深く切れ込みが入り2 つ以上に分かれている場合を複葉といいます。葉身が3 つからなる場合は「三出複葉」、鳥の⽻のように主軸に対して左右に葉身が付く場合は「⽻状複葉」と呼びます。全縁、鋸⻭縁:葉の縁の状態を表し、全縁は葉の縁が滑らか、鋸⻭縁は葉の縁がのこぎりの⻭のようにギザギザになっていることを示します。互生、対生:枝への葉のつき方を表します。互生は枝の1 ヶ所に1 枚の葉がつき、互い違いに葉が出ている、対生は枝の1 ヶ所に2 枚がつき、対になっていることを意味します。花序:花が集って一つのまとまりを作っているものを意味します。例:菊の場合、一つの花のように見えるものは、⼩さな花が多数集まった花序です。腺:植物体は⽢い蜜や粘液を体表から出すことがあり、その部分を腺といいます。イボ状のものや葉身に斑点のように見えるものがあります。低木高木:ここでは高さが5m を越すこともある樹木を高木、それ以外を低木とします。132-1.用語の説明

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