奄美の明日を考える_ヒトとネコ、そして自然との共生を目指して
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11 写真 マイクロチップ これまでの間、行政や民間団体は奄美大島におけるネコ問題に対してどのような対策(活動)をしてきたのか。 行政の対策 → 現在の行政の取り組みとして奄美大島や徳之島などで「飼い猫 の適正な飼育及び管理に関する条例」を定めています。 → 環境省が毎年200個のマイクロチップを無償で提供し、動物病院と協力して、飼い主が希望する飼いネコに対して無料で装着しました。 → 奄美大島と徳之島のノラネコにTNRを行っています。 ※マイクロチップ…大きさ約8~12mmで首の後ろの皮下に装 着します。15桁の数字が記録されており、 専用のリーダーで読み取ることが出来ます。 電池は不要で半永久的に使うことが出来ます。 動物病院で希望する飼い主のネコに対して装 着することが出来ます。首輪などよりもペッ トの確実な身分証明になるため、普及が進め られています。 民間団体の対策 → 民間団体では、奄美猫部などがネコ問題のPR活動やTNRの普及啓発・行政への要望、適正飼育に関する啓発活動を行っています。 ※ 奄美猫部については、P15で説明します。 キーポイント 行政と民間団体が積極的に協力して活動することが大切。 ここれれままででののネネココ問問題題へへのの対対策策((活活動動)) ポイント

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